無次元距離y+の定義は下式(1)のようになります。
・・・(1)y+:無次元距離、u*:摩擦速度、y:壁面からの距離、ν:動粘度無次元距離y+は境界層における重要なパラメータです。壁面付近では流速が壁面からの距離に比例する領域が存在し、これを粘性底層と呼びます。無次元距離y+が概ね5以下であれば粘性底層である言われます。また30(~70)くらいまでは遷移域で、それ以上となると乱流域となります。ただしその境界ははっきりしておらず文献によりまちまちです。目安値として考えてください。
y+<5 :粘性底層
5<y+<30 :遷移域
30<y+ :乱流域
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