渦度輸送方程式に流れ関数を導入して、渦度-流れ関数法の基礎式を求めてみます。
流れ関数は式(1)のように定義されます。
・・・(1)ψ:流れ関数、u:x方向速度、v:y方向速度2次元の場合の渦度の定義は下式(2)のようになります。
・・・(2)ζ:渦度、u:x方向速度、v:y方向速度式(2)に式(1)を代入して、流れ関数で渦度を表したものが式(3)です。
・・・(3)ここで
渦度輸送方程式は下式(4)のようになります。導出方法は
こちらを参照してください。
・・・(4)ζ:渦度、u:x方向速度、v:y方向速度、μ:粘度、ρ:密度式(4)に式(1)を代入しますと、下式(5)が得られます。
・・・(5)∇を使った表現は下式(6)となります。
・・・(6)式(3)と式(6)を連立してζとψを求める方法を渦度-流れ関数法と呼びます。
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