モード法で周波数応答解析、過渡応答解析を実施する場合には、固有値解析で得られた固有モードの結果が利用されます。その時、解析者側で事前にどの程度の固有モードまで利用するかを設定する必要があります。
普通に考えると、例えば100Hzまでの周波数応答を計算する場合、利用する固有モードも100Hzまであれば問題ないと考えがちですが、実はそうでもなく、それ以上の固有モードの情報がないと応答が正しく計算できないのです。これをモードの打切り誤差と呼びます。
一般にどの程度までの固有モードが必要かというと、
入力荷重の変動周波数の2~3倍までの固有モードが必要と言われています。この辺の話はtsunodakoさんのブログで詳しく検証されていますので参考にしてください。
http://freecaetester.blog62.fc2.com/blog-entry-791.html↓よろしければブログランキングにご協力を
にほんブログ村***************************
CAE技術者のための情報サイトFacebookページGoogle+ページ***************************
- 関連記事
-