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8.CAEの運用体制その二|CAEを製品開発に効果的に活用するためには?

前回述べたCAEの運用体制案は少し無理があります。主には人的リソースの問題なのですが、考えられる問題点を以下に挙げます。

①人数の問題:設計者の人数に対してCAE専門家をどの程度配置するかによりますが、いずれにしてもこの案では多くのCAE専門家が必要になってしまします。そんなに多くの専門家が社内にいない。
②育成の問題:高度な技術を持ったCAEの専門家をどう育成したらよいのか。これはこの案に限らず発生する問題です。

①についての妥協案は、やはりCAEオペレータを効果的に使うことでしょう。しかし直接設計者とCAEオペレータとをやり取りさせるのでなく、技術を持ったCAE専門家が間に入ることが重要と考えます。解析方針の立案、解析評価はCAE専門家が行い、方針に沿ったモデリング作業をオペレータの人にやってもらうという分担をすることで、ある程度解析品質を保ちながら多くの解析案件をこなすことができるようになると思われます。

②の育成の問題。上記はCAE専門家が社内にいることが前提ですが、そうでない会社も多いと思います。そうした場合、はじめのうちは外部のCAEコンサルを利用して手っとり早く技術を構築するのも手でしょう。しかし、長期的にコンサルを抱えるのもコスト高ですので、社内の人材をCAE専門家に育てる努力をすべきです。この時重要なのは適正。こういう仕事が向かない人も確かにいます。しかし逆にCAEが好きな人も必ずいます。そういう人材を抜擢すると何もせずとも育ちます。自ら勉強しますから。
また、私が兼ねてから推奨している計算力学技術者試験に挑戦するというのも有効です。これは賛否両論ありますが、前提だと思って受けるべきです。線形解析が主であれば2級以上持っている人をCAE専門家とするとか、一定の基準が得られるメリットがあります。また、外注する場合にも有資格者がいるかどうかで発注先を決めたりなど、とりあえず、一定の技術レベルにあることがこの資格で判断できます。

以上いろいろ書いてきましたが、私が今のところ考えるCAEの活用方法、またその運用体制についてでした。もちろんその他にもいろいろ意見があるでしょう。ここで書いた内容はとりあえずたたき台です。そうではなくてこうだとか、意見がある方はコメントください。そして本テーマに関してみんなで考えていける場にできればと考えています。

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[ 2010/01/18 22:38 ] CAE活用のカギ | TB(0) | CM(0)
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 とあるメーカに勤め、CAEを担当する技術士(機械部門)。 コンピュータシミュレーションにより製品の強度や性能を評価するのがお仕事。
 CAE技術者のスキルアップを支援する『CAE技術者のための情報サイト』の管理人。
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