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7.CAEの運用体制|CAEを製品開発に効果的に活用するためには?

前々回書いたようにCAEは誰でも簡単に利用できるようなシステムではないと考えています。ではそのようなCAEをどう運用すべきなのでしょうか。

この課題に関して未だ明確にこうすべきだという答えは得ていませんが、基本的な方向性としてCAEは専門家に任せるべきだと私は考えます。設計は設計者が、CAEはCAE技術者がそれぞれ責任を持って担当するような体制が望ましいと思います。ただし、CAE専門の部署を設けるというよりも、設計グループの中にCAEの専門家を要員として入れるという体制がよいのかと思います。設計者としては高度な電卓のように手軽に信頼性の高い解析結果を得たいわけですが、それにはCAE特有の専門知識が必要になります。そういう知識を勉強する余裕は設計者にないので、言葉は悪いかもしれないがCAEの専門家を電卓代りに利用しようというもの。

ここで重要なことは、CAEのオペレータではなく専門家でなければならないということ。単なるオペレータでは解析方針を指示するのは設計者になり、結果として精度の高い解析は得られないと考えます。なのでCAE専門家はシミュレーションしたい状況をしっかり把握し、責任を持って自ら解析方針を立案し、解析実行、その後の評価まで行ってもらいます。そのために必要な技術を専門的に養成します。

また、CAE専門家を設計チームに入れることで、設計者とCAE専門家とのコミュニケーションが取り易くなります。別の方向性として高度にシステム化したCAEで設計者の負担を下げるという方法も考えられますが、そうではなくCAE専門家を入れるという主なメリットはコミュニケーション。それぞれの立場で意見し合うことでより良い製品に作り込めるのではないでしょうか。

実はこういった体制にもいくつか問題点はあります。次回考えてみたいと思います。

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[ 2010/01/17 14:22 ] CAE活用のカギ | TB(0) | CM(0)
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 とあるメーカに勤め、CAEを担当する技術士(機械部門)。 コンピュータシミュレーションにより製品の強度や性能を評価するのがお仕事。
 CAE技術者のスキルアップを支援する『CAE技術者のための情報サイト』の管理人。
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