最近急に忙しくなっていろいろホームページやらブログのネタを練っている暇がない・・。ということでちょっと雑談。
技術メモのコーナーを始めていますが、書くに当たってメモを改めて見直していると圧倒的に非線形解析に関するものが多いです。それだけ解析するのにノウハウやら関連知識が必要ということでしょう。
線形静解析を実施する場合、拘束条件や荷重条件などをどうするか、部品やその結合などをどうやってモデル化するかなどがノウハウです。それらは主に頭でイメージできる物理的なモデリングに関する項目が多いと思います。要素の解析精度についていろいろ言われたりもしますが、線形解析に関する限り主にはシステムが要求するデフォルトの要素(ソリッドなら4面体2次とか)を使う限りあまり問題になることもありません。
しかし、非線形になるとそれらに加えて計算工学的な知識やノウハウが必要になってきて、要素はどうするか、材料の構成則やら接触、計算手法は何を適用するか、はたまた収束しないときはどんなパラメータをどういじるかなどなど、、機械屋にとってはどーでもいいことばっかりでちっとも製品の設計に関する検討に集中できやしないのです。とりあえず適当に入力すれば計算はできますが、その解析の信頼性は怪しいことも多いです。下手すれば解析を実施する人によって答えが変わるんじゃないでしょうか。これが非線形解析の敷居が高い原因だと思っています。
この
ブログや
ホームページではそんな解析上のノウハウを公開していって、CAEツールを使う技術者がどうでもよいことで悩むことがないようにしたいなぁと思っています。あくまで公開できるのは一般知識ですが・・。そしてその一般知識を使って各社固有のノウハウを築いていっていただければと思います。ってまだまだ内容が薄いのでそんなレベルではありませんが・・気ままに更新していきますので、これからもよろしくお願いいたします。
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